生産性の皆無な日々

無職の落書き帳

透明

昨日窓開けっ放しにして寝たせいで咳が止まりません。とてもつらいです🤧


"思い込み"にまつわるエピソードをひとつ。


「透明って何色?」

幼少期、些細な質問ばかりして親を困らせていた。というのも"透明"とは"影"と似たようなものでほぼ何処にでも存在しているものです


「透明はガラス色だよ」

誰がそう言ったかは覚えてないけど凄く納得したのを覚えてる


歳を重ねるにつれて"透明"は"不透明"に変わっていく。それは視力の所為なのか"思い込み"によるものなのか。それらを理屈で解きあかそうとしてくる父が嫌いだった


幼少期から

こんな些細な事を気にする自分は変なのかと落ち込む事もあったが考えずにはいられない。そして同時にその疑問への解答も誰か求めてはいなかった


何故だろう、知りたい

そう思っても明確に答えは知りたくない


わからないからこそのミステリアス

 


例えば窓を開けて遠くのビルを眺める

自分とビルの間には"透明"が存在している。

空気とも言えるがあえて透明と表現しましょう


スマホ画面を見ていても

視線と画面の間には"透明"が在る


見えるけど見えないもの(遊戯王のソレではない)ってやつだね


その透明が不透明に変わるとはどういう意味かと言うと、本来透明な筈の不可視空間にノイズの様な、砂嵐の様なものが見えるようになった


例えると飛蚊症

イトミミズ、ミジンコ

生物の教科書に載ってる様な微細生物のような何かが常に視界を泳いでいる

目で追えばそのナニカは逃げていって

目を逸らせばそのナニカは追ってくる


慣れてしまえば鬱陶しくも感じない

比較的、暗い場所だと見えない事も多い


でも透明の中に混じり込むそのノイズの様なものは明るい場所でも暗い場所でもそこに在って手で払いのけたくなる


"見えるけど見えないもの"

それは思い込みによるものか妄想か

はたまた何かの暗示にかかっているのか

単純に視力が低下しているだけなのか


そんな些細な質問を聞いてくれる父ももう居ない


なんか涙が溢れてきちゃいます