生産性の皆無な日々

無職の落書き帳

病気

よりにもよってだよ。一番仲の良い友達から白血病かもしれないとの連絡があった。仮にSとするが、Sは三年前に悪性の脳腫瘍が見つかり手術はしたものの完全な除去は出来ず(腫瘍に詳しくないからそもそも完全な除去ってパターンがあるのかもわからない)大病を患ったものの無事退院し、精神的にも前向きな姿勢で頑張ってこれたとSは言っていた。が、去年の冬頃再び腫瘍が大きくなり再入院で手術、今は結果待ち

数日前から昼頃になると8度台の熱が出るようになり、気付けば首のリンパにも腫瘍が出来ていて耳鼻科に行ったところ悪性だと言われたと。Sは心底不安になったらしく医師に原因が早く知りたいと言い医師は血液を採血するのが良いと勧められたそう。

情けないけど病に関しちゃ毛程の知識もない
大病を患ってる人間の心理状態なんて当事者以外にわかるはずもないが、Sは素人なりに自分の当てはまる症状をネットで検索した結果、白血病というワードに行き着いた

それはあくまでも可能性であり医師から白血病の疑いがあると言われた訳ではない。更に言えば医師はSが早く原因を知りたいと言ってきたから採血を勧めはしたが、積極的に医師からもっと検査をした方が良いと言われた訳じゃない。その疑いがあるなら医師は積極的になるはず、そうじゃないのは医師は大した事ではないからだと判断したから

そういうような希望的観測ばっか考えて
Sに大丈夫だよと言う事しか出来ない

悪い状況の時に悪い事が重なる事の不安だったり焦りだったりってのは死ぬ程わかるよ。そういうときってどうしても悪い方悪い方に気持ちが落ちてネガティヴな思考になるのもわかる。だから黙って話を聞く事しか出来ない。Sにとってどんな反応をするのが最適かなんてわかんないしだからと言って無責任に励ますのもなんか違うしでこっちも思考がぐちゃぐちゃ

ふとした時にさ、あれスーツって何処にしまったっけってまるでSの死から連想するかの如くスーツを探したり数珠を探したり
いやいや別に死ぬと決まった訳でもなけりゃ白血病と決まった訳でもない段階で何考えてんだって自己嫌悪に陥る。

三年前ですらそんな事を意識したことなかったのにね

この数日ため息ばっか出るし食欲も全然ないし2日間なんも食べられてない
気が滅入って、ただでさえ覇気のない毎日が余計に淀んで気持ちが沈みまくってる

Sとは知り合ってまだ四年くらいで
住んでる場所もお互い違うし年に数回会うか会わないかだけど確かに友達と呼べる。
文章でどう書こうとも足りないくらい良い奴なのに


もう何を書いていいのかわかんねーわ